【キハ40を追う~北海道編3rd(Vol.6)】道南いさりび鉄道のキハ40で海岸沿いの車窓風景を堪能

鉄道

北海道鉄道旅3日目、札幌を出て函館まで着いてから昼食後は、道南いさりび鉄道で木古内までの往復乗車となります。

▼▼前回までの【キハ40を追う~北海道編3rd(Vol.1~5)】はこちらから▼▼

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道南いさりび鉄道で木古内へ

函館13時36分発の木古内行126Dに乗るため、13時頃に函館駅に戻り、道南いさりび鉄道の乗車券を買おうと券売機に向かうと、「いさりび1日きっぷ」なるフリー乗車券があることがわかりました。

道南いさりび鉄道の「いさりび1日きっぷ」

函館-五稜郭間は「大人の休日倶楽部パス」で乗れますが、五稜郭-木古内間の運賃は1,170円。
一方、この「いさりび1日きっぷ」は乗り降り自由で1,000円なので、木古内までの往復乗車を予定していた身にとって買わない手はありません。ただ、このフリー切符は券売機では購入できず、JRイン函館のフロントで購入できるとのことで、早速今晩泊まるこのホテルで購入し、ついでに荷物を預かってもらうことにしました。それでは身軽になって出発!

函館駅の改札を入ると、キハ261系の札幌行北斗13号や733系のはこだてライナーが出発を待っていました。

発車を待つ北斗13号
733系運用の「はこだてライナー」

これから乗る道南いさりび鉄道の126Dは2番線に入線してきました。

126Dが2番線に入線

濃赤色のキハ40 1796です。

本日の126Dはキハ40 1796

道南いさりび鉄道には以前、上磯まで往復乗車したことがありますが、そこから先、木古内までの海岸線を走る車窓風景がとてもきれいだと聞いていたので、今回は終点の木古内まで乗りとおすことにしたわけです。

列車は定刻に函館駅を発車。次の五稜郭からは道南いさりび鉄道の線路に入ります。

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海岸沿いの車窓風景を楽しむ

上磯あたりまでは、前回乗った記憶のとおり街中を走っていましたが、茂辺地の少し前あたりから、目の前に一気に海が広がります。青空もとても気持ち良いですね。

一気に海が広がる

函館湾をぐるりと回りこむように走るため、向こう側には函館山の姿もはっきりとみることができます。

函館山もくっきりと

茂辺地を出ると、列車はさらに海岸線に沿うように快走します。
進行方向左のボックス席に座っていたので、この景色をたっぷり堪能することができました。

太陽の光が海面を照らし、キラキラ光っている景色も美しいですね。

海面に反射する太陽光

カーブ路で振り返ると、ずっと海岸線に沿って走ってきていることがよくわかります。

海岸線沿いに続く線路
海岸沿いを国道228号と並走

この穏やかで美しい車窓風景を見入りながら過ごしていると、あっという間に終点の木古内に着きました。

木古内駅に到着した126D
新幹線への乗換駅でもある木古内駅

ここから折り返しの131Dまでは40分以上あるので、一旦改札を出て新幹線の木古内駅のほうに行ってみます。

特に見るべきものはないので、再びいさりび鉄道の待合室に戻り発車時刻まで時間つぶし。
ここにも「いさりび1日きっぷ」の案内が掲示されていました。

「いさりび1日きっぷ」の張り紙

“乗り鉄” にとっては、これを知ってるか否かでえらい違いですね。

往復乗車で函館へ

さて、そろそろ発車時刻も近づいたのでホームへ。

車両はここまで乗ってきたのと同じです。木古内でそのまま停車していたので、やっぱりですね。
折角なので、できれば違う車両が良かったのですが。。。

復路も同じ車両で函館へ

帰りも海側のボックス席に陣取り、今一度すばらしい車窓風景を楽しむとしましょう。

キハ40 1796の車内
向かい側に映る函館山

途中の茂辺地駅で、白色車体のキハ40 1815と交換ですれ違いました。

キハ40 1815とすれ違い

上磯から先は各駅ごとに多くの学生さんたちが乗ってきて、車内は満員状態です。
満員の乗客を乗せたまま、帰りも約1時間の乗車で函館に戻ってきました。

小雪舞う函館に到着

函館駅に降りると、小雪もちらつき気温もかなり低くなっています。

ちょうど1番線からは、木古内行の130Dが発車していきました。

1番線から出発するキハ40の2連

車両はキハ40 1807+1793の2両編成です。1807番は首都圏色、1793番は「ながまれ号」
この2両編成にも乗ってみたかったですね。

3番線には函館本線の2842Dが、キハ40 1800の単行で長万部から3時間の長旅を終えて到着。

2842Dがキハ40 1800単行で到着

今日の鉄道旅はこれでおしまい。

函館本線と道南いさりび鉄道のキハ40

「JRイン函館」&「根室花まる」

予約しているホテルは駅に隣接している「JRイン函館」。駅直結の便利さゆえに、函館で泊まるときはいつもここです。

JRイン函館の部屋内オブジェ

立地に加え、風呂上がりに休憩する展望ロビーからの夜景が綺麗な点も高評価です。

部屋の窓からは函館駅の全景が見渡せるのも大きな魅力。窓から3番線ホームを見ると、先ほど単行で到着したキハ40 1800にもう1両連結されていて、どうやら5883Dの森行となるようです。

ホテルの窓から函館駅を望む

部屋で少しだけ休憩してから夕飯に向かうことに。
向かったのは、これまた函館泊の際には必ず行く回転ずしの「根室花まる」

17時半過ぎでしたが、すでに10人以上が並んでいました。
15分くらいの待ち時間で入店。北海道の海の幸をたらふくいただき満腹。。


次回は本シリーズの最終回。北海道鉄道旅最終日の様子をお伝えします。

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