【御岳山~日の出山(後編)】ロックガーデンを散策したのち日の出山へ向かい、下山後の温泉で〆る

登山

後編では、長尾平を出発してから、ロックガーデンでの散策を満喫し、さらに日の出山までの山歩きをした後、下山後に温泉浴を楽しむコースの紹介となります。

スポンサーリンク

ロックガーデンとは

ロックガーデンは、御岳山から下った沢沿いに、約1.5kmにわたって続く森に包まれた遊歩道で、別名「奥御岳渓谷」と呼ばれています。

ロックガーデンのパンフレット

夏場でもひんやりとした清流沿いには苔むした巨岩が連なり、緑の森からマイナスイオンを浴びながら散策を楽しむことができます。

ロックガーデンは山道ではありませんが、岩の上は滑りやすいので、トレッキング用の靴で歩かれることをオススメします(スニーカーでは滑りやすいですよ)。

スポンサーリンク

ハイキングコース紹介(後半)

ロックガーデンの散策

前編の復習になりますが、長尾平で休憩したのち売店のある分岐まで戻り、左折して20分ほど歩くと、ロックガーデンに至る下り道の看板があります。

赤い線によりロックガーデンに至る

この分岐を看板通りにロックガーデン方面に向かい、どんどん下っていきます。
緩やかな下り坂をおよそ20分進むと、ロックガーデンの入口となります。

「御岳岩石園」の案内図

入り口には「御岳岩石園周辺案内図」という看板とともに、左手に「天狗岩」という大きな岩が。
天狗岩は鉄の鎖をつたって登ることもできますので挑戦してみてください。

「御岳岩石園」の案内図

ロックガーデンの入口からさらに10分ほど下ると、沢沿いの散策コースが始まります。
ここからは上流に向かって、緩やかに登っていく形となります。
新緑のころは周りの緑が鮮やかで、透き通った沢の水の流れを見ながら歩いていると心が癒されます。

遊歩道沿いの清流

遊歩道の途中にあずまやのある休憩場所がありますので、ここらで一服するのもよいでしょう。

あずまやのある休憩場所

さらに歩きを進めると道幅も狭くなり、両岸の岩がせまってきます。
いよいよ岩石園の名前通り、岩の織り成す自然美が目に映えます。

そして、ロックガーデンの名所でもある「綾広の滝」に到着です。

高さ10mある「綾広の滝」

滝を見学したら、滝の上部に向かう登り坂を行ってください。
登り切って少し進むと、そこがロックガーデンの出口(反対方面からくると入口)です。
入り口と同じ「御岳岩石園」の石看板と案内地図があります。

「御岳岩石園」の石看板

さて、ここから引き返して日の出山方面に向かうわけですが、来た道を引き返すのではなく、ロックガーデンの出口となっている三叉路を右手に進めば、起伏の少ない道で御岳山まで戻ることができます。

一旦御岳山へ戻って腹ごしらえ

ロックガーデンの終点から戻る道で、行きに通ったロックガーデンへの分岐を過ぎ、さらに長尾平への分岐も直進し、緩やかな登りを歩き進めると、武蔵御嶽神社の階段下の山門近くに戻ってきます。

日の出山へ向かう前に、山門下の食事処で腹ごしらえをしていきましょう。

クルミそばが有名な「紅葉屋」

「紅葉屋」という店で名物のクルミそばはいかがですか。

「紅葉屋」
■電話番号: 0428-78-8475
■住所  : 青梅市御岳山151(御岳山参道沿い)
■営業時間: 9:00~17:00
■定休日 : 不定休

日の出山への山歩き

腹ごしらえを済ませたら、日の出山へ向けて再出発です。
食事処のある路地の突き当りの狭い道を右に曲がって、さらに看板沿いに進めば間違いなく日の出山へ向けた山道となります。

日の出山へは標識に従い右方向へ

緩やかな山道をのんびりと30分ほど歩くと鳥居に出くわします。
この鳥居は日の出山方面から来る人のための武蔵御嶽神社の鳥居です。

鳥居を過ぎると上り坂になりますが、頂上まではあと20分ほどです。
山頂直下にベンチの備え付けられた休憩場所がありますが、ここで息を整えて最後のひと登りです。

日の出山の山頂に到着すると、晴れていれば、都心のスカイツリーまで見ることができます。

日の出山の山頂からの景色

山頂エリアにはあずまやもありますので、お菓子タイムなどでゆったり過ごしてください。

さて、そろそろ下山としましょう。
下山路はしばらくは急な階段が続きます。階段が終わると、樹林帯の中をひたすら下ります。
途中「つるつる温泉」方面と書かれた標識がありますので、ここを間違えず、標識に従って進んでください。

ハイキングコース入口の看板があると、そこからは舗装路に。
熊野神社の位置する車道と合流すれば、最終目的地の温泉は近いですよ。
最後に道路を登っていくのは少し疲れますが、温泉は目の前です。

「生涯青春の湯」つるつる温泉

目的の「つるつる温泉」に到着したら、ゆっくりと温泉につかりましょう。
泉質は名前の通り、お肌をすべすべにしてくれるアルカリ性で、「美肌の湯」と言われています。

つるつる温泉のパンフレット

「つるつる温泉」
■電話番号: 042-597-1126
■住所  : 西多摩郡日の出町大久野4718
■営業時間: 10:00~20:00
■定休日 : 毎月第3火曜日
※和風「美人の湯」と洋風「生涯青春の湯」の2種類あり、日替わりで男湯、女湯が入れ替わります。どちらになるかは、下記のホームページでご確認ください。

>>つるつる温泉のホームページ

ハイキング後の疲れを温泉で癒し、風呂上りはビールで喉を潤しながら、名物の釜飯や「つるつる御膳」を味わってみてはいかがでしょうか。

温泉浴と食事を楽しんだら、つるつる温泉前から武蔵五日市駅行きのバスで帰ります。
駅まではおよそ20分の乗車となりますが、便によってはトレーラーの機関車型バスが運行されていますのでお楽しみに。

トレーラーの機関車型バス

武蔵五日市駅に着いたら、JR五日市線で帰路の拝島、立川方面へ。お疲れさまでした。

武蔵五日市駅から帰ります

これにて、前編後編にてお届けした御岳山~日の出山のハイキングコースの紹介は終了します。

御岳山周辺のエリアでは、体力や時間に応じて、御岳山までの往復だけとしたり、ロックガーデン散策を省くなど、いろいろなコース設定が可能ですので、気軽に出かけてみてください。
きっと、楽しい一日になりますよ。

タイトルとURLをコピーしました