【金時山】富士山を正面に望み、絶大な人気を誇る金太郎伝説の山

登山

【My山行日:2013年12月1日】 <単独>
【  〃  :2015年12月19日】 <会社同僚と>
【     〃  :2016年12月3日】  <地元仲間と>

金時山は東京近郊で、富士山を間近に見られる山としてとても人気の高い山です。
私もこれまで3回登りましたが、山頂はいつも大勢の登山客でにぎわっています。
登山の難度もそれほど高くないのですが、初心者の域で登頂すれば、富士山を目の前に “感動” することでしょう。

今回は乙女峠登山口から登り始め、登頂後は仙石原に下山するコースをご案内します。

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金時山について

金時山は日本三百名山のひとつで、標高1,212mと箱根外輪山の中で一番高い山です。
以前は1,213mでしたが、国土地理院による標高改定により1m低くなりました。

坂田金時が育ったと言われる「金太郎伝説」も有名で、明治時代に「まさかりかついで きんたろう~」で知られる童謡「金太郎」も作られました。

山頂には「天下の秀峰 金時山」と書かれた立て看板とともに、小道具の『まさかり』があることもあって、記念撮影の定番となっています。
2017年に「まさかり」と一体となった標柱も立てられています。

また山頂には、金時茶屋金太郎茶屋という2軒の休憩小屋があり、金時茶屋には「金時娘」の愛称で呼ばれる看板娘(?)がご健在です。

箱根の有名な温泉地である仙石原に下山できるため、下山後はゆっくりと温泉浴を楽しむこともできます。

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乙女峠登山口~金時山山頂~仙石原

新宿からの高速バスを「乙女峠」バス停で降り、車道を進行方向に少し進むと登山口入口があります。 入口から5分ほど歩くと右手に登山口となりますが、見逃さないように注意しましょう。

岩がゴロゴロした樹林帯を40分ほど登ると、最初のポイントである乙女峠に着きます。
展望台からは富士山が望め、写真置き台もあるので、記念撮影にはgoodです。
休憩用のベンチもあるため、最初の休憩場所にしましょう。

乙女峠展望台からの富士山

一服した後登山再開ですが、ここからは少し急な坂が続きますので、マイペースで進んでください。
足元も滑りやすいので、注意が必要です。

私が登った3回とも12月でしたが、いずれも天気が良かったせいか、乙女峠を越えたあたりからかなり汗ばみました。
しかし冬の時期は、一旦太陽の陽が陰ると急に寒くなります。
汗をかいたまま長時間日陰にいると低体温症の危険もあるので、なるべく汗をかかないよう、こまめにウエアを脱ぎ着すること(「レイヤリング」といいます)が必要です。

乙女峠から20分ほどで平らな長尾山山頂に着きますが、ここでも水分補給やレイヤリングによる服装の調整を行ってください。
ここからはしばく下り、平坦な道を経て40分ほどで山頂に至りますが、最後に急登が待っているので頑張りましょう。
山頂直下は区間は短いものの、ロープや鎖もある急坂なので、慎重に歩を進めてください。

茶屋の屋根が見えたら、いよいよ山頂に到着です。

山頂の立て看板と「まさかり」

山頂からは、晴れていれば西側には富士山南側には仙石原の温泉街から外輪山までが一望できます。

ここ金時山の山頂から富士の絶景を目にしたときは、登山を始めて “感動” を覚える初めての瞬間といえるのではないでしょうか。

眺望を楽しんだら、茶店で休憩しましょう。
「金時茶屋」では金時娘が出迎えてくれます。
私は最初に一人で登った時には、持参したおにぎりと一緒に、おすすめの「きのこ汁」をいただきました。山頂は晴れていたものの結構寒かったので、温かいきのこ汁はホッとします。
2回目の山頂で、同僚の一人が「おしるこ」を食べていたのを思い出し、3回目の登頂時に迷わず頼みました。
金時茶屋の室内には、“つわもの” 登山者たちの登頂回数を示す数多くの「垂れ札」がかかっていて、中には何千回と登っている方がいてびっくりです。
毎日登っても、少なくとも10年以上はかかる計算になりますが…
金時娘によれば、過去には巨人軍の長嶋選手が毎日のように登り下りをして訓練をしていたそうな。

さて、たっぷりとお昼休憩の時間を過ごしたら下山を開始します。
まず急な下り坂を15分ほど進むと分岐点に差し掛かります。
右手へ行くと公時神社へ下山できますが、そのまま仙石原方面の道標に従い直進します。

さらに15分ほど下ると、矢倉沢峠に着きます。ここには茶店もありますが、営業していない場合はベンチもありますので、最後の休憩を取りましょう。

矢倉沢峠から20分ほどで登山口にたどり着き、別荘街を抜けるとバス通りに出られます。

バス通りを左に曲がり、200mほどで仙石交差点となりますが、南西角に仙石原の案内所もあるので、近くの日帰り温泉を教えてもらい、汗を流すのが良いでしょう。

仙石交差点を右折して100mほど行くと「松月堂菓子舗」があり、お土産に「公時山まんじゅう」を買い求めることができますよ(私も買って帰りました)。どうぞお試しあれ。

「松月堂菓子舗」 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原230
         tel: 0460-84-8526
定休日:毎週水曜日 
        ☞箱根仙石原観光協会のサイト(松月堂菓子店舗の紹介ページ)

お店から5分ほどで、ゴールの「仙石案内所前」バス停に到着です。

バス停からは、新宿方面に高速バスで帰るもよし、また箱根湯本まで行って小田急ロマンスカーで帰るのも良いでしょう。

金時山登山のまとめ
  • 箱根エリアだけあって、新宿から高速バスで行けるなど交通のアクセスは便利。
  • 登山路に難所は少なく、初心者でも登りやすい。
  • 山頂からの展望は開放感があり、目の前の富士山には圧倒される。
  • 山頂には2軒の休憩小屋があり、ゆっくり休むことができる。
  • トイレは山頂にありますが、チップ代として100円が必要。
  • 下山後は公時神社でお参りをしたり、仙石原で温泉浴を楽しめたりします。
  • とくかく、難度の低い割には、山頂から感動的な景色が見られるおススメの山です。

登山ルートと所要時間

アクセス:バスタ新宿から乙女峠バス停まで小田急箱根高速バスで2時間(片道1,880円)
     仙石案内所前から箱根湯本駅まで箱根登山バスで35分 
     ※小田原駅行バスもあります。   

所要時間:乙女峠バス停・・・乙女峠・・・長尾山・・・金時山山頂(約1時間40分)
     金時山山頂・・分岐・・矢倉沢峠・・金時登山口・・仙石案内所前(約1時間10分)

※登山ルートの地図は、山と渓谷社の承諾を得て使用しています。
 ☞ヤマケイオンラインのサイトへ

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