正月三が日が過ぎてから次の3連休の初日、6日土曜日に地元の山仲間4人で初詣を兼ねて高尾山に行きました。
稲荷山コースで登山開始
電車を乗り継いで京王電鉄・高尾山口駅に8時2分に到着。駅前で身支度を整えて登山口に向かいます。今日は朝から澄み切った青空が広がっていて絶好の登山日和です。
登山口のあるケーブルカーの清滝駅に着くと、ケーブルカーはすでに動いているようですが、まだ朝早いせいか、思ったより並んでいる人は少なく思えました。
清滝駅を横目に、今日は稲荷山コースから登山開始です。
この稲荷山コースで何度か登ったことはありますが、高尾山の頂上に向かう道の中では最も山道らしいコースですね。
▼稲荷山コースでの登山の様子は、過去にアップした下記の記事を参照してください。
もっとも、今回稲荷山コースを歩いていて、以前と違った点がありました。
- コース途中にある休憩所には以前東屋が建っていたが、現在は撤去され、ベンチのみとなっている。
- 山道には新しく木道が整備されていて、特にコース終盤はほとんど階段状の木道となっている。
高尾山山頂から城山へ
頂上直下にある200段以上の階段を登り切ると、大見晴園地にたどり着きます。
展望台からは、青空のもと、雪をまとった富士山がくっきりと映っています。
それにしても、今日は本当に雲一つない青空で気持ちがよいです。
まだ時間も早いので、このまま下山せずにこの先の城山まで足を延ばし、そこから引き返して薬王院に寄りながら下山することにしました。
裏高尾に進み歩くと、人の数はぐっと減ります。山頂では、さすがミシュラン三ツ星だけあって多くの外国人を見かけましたが、裏高尾縦走路まで歩き進む外国人の姿はほとんどありません。
もみじ台から長い坂を下り一丁平へ。一丁平から少し上った先に展望デッキがあります。
ここからも富士山の雄姿がきれいに見られるほか、丹沢の山々の稜線の連なりをはっきりと確認することができます。
ここから先は城山に向けての登りが続きます。
急坂ではありませんが、行き交う人にあいさつしながら、ゆっくりと登り進めます。
そして、高尾山頂から1時間ほどで目的地の城山に着きました。
ここでお昼タイム。
茶屋には、有名なきのこ汁のほか、みそ田楽やカップヌードルなどメニューが豊富です。
お汁粉にも食指が動きましたが、結局おでんとビールのセットにしました。
この時期には最強のコンビですよね。
初詣に薬王院へ向かう
1時間ほど休憩したのち、高尾山方面に引き返します。
一丁平からの登りは階段状の道を避けて、右側の脇道を歩きます。道は狭いですが、こちらのほうが歩きやすいかも知れません。もみじ台の先で合流してから、高尾山頂は経由せず、5号路にて迂回し山頂下の1号路に合流しました。
1号路を下ると、じきに薬王院の奥の院です。
ここはまだそれほど人が多くはありませんが、この先の本社飯縄権現堂、大本堂と進むにつれ、人があふれるほどの賑わいとなっています。
権現堂拝殿に着くと、お参りをする人が順番を待って列を作っています。
列は鳥居下の階段まで続いていたので、我々は並ばずに拝殿脇で一礼。
大本堂に下り向かう途中で、ほら貝の荘厳な音色が響き渡ります。どうやら、護摩焚きのため、僧侶たちがほら貝を鳴らしながら、本堂内に向かうところだったようです。
本堂前まで行くと、かなりの人であふれかえっています。
さすが正月の薬王院です。頂上まで行かず、初詣目的で薬王院にのみ来る人も多いのでしょうね。
境内にいる人の波に分け入りながら、しばらく辺りを見ていましたが、活気のある初詣の様子は良いものですね。
薬王院での初詣を済ませ、仁王門をくぐり、1号路でさらに下り進みます。
「天狗焼」がまだ売り切れていなければ買おうと思い、ケーブルカー高尾山駅脇の天狗屋に向かいます。30人ほどの人が列をなしていますが、まだ売り切れていなそうなので、列に並びます。
15分ほど待ったのち、食べ歩き用に一つだけ購入しました。
ケーブルカー乗り場に並んでいる人の数も思ったより多くないので、ケーブルカーで下ることに。
天狗焼を食べながら次発のケーブルを待ちます。黒豆餡がいい味を出しています。
ケーブルカーで清滝駅まで下山し、高尾山登山と薬王院の初詣を無事終えました。
今日は1日中天気が良く、寒さも感じない穏やかな1日でした。
下山後、帰路の途中駅前で「新年会」。
今年も良い年でありますように!