【東急8500系(その2)】残り2編成の定期運行は2023年1月までで終了

鉄道

東急電鉄は、今月5日のニュースリリースで、現在、田園都市線で使用している8500系車両の定期運用を2023年1月に終了する旨を発表しました。すでに残り1年を切っていますが、現在最後の頑張りを見せている2編成についてまとめてみました。

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8631編成(8631F)

あざみ野駅付近にて 2022.3.31

8631Fは、1983(昭和58)年、8500系の10連化に伴い増備された編成で、同年9月28日が入籍日となっています。この8631F以降の全車両には、軽量ステンレス車体を採用した軽量化が図られています。残り2編成のうち、前面のみに赤帯を配したオリジナル装飾となっています。

鷺沼-たまブラーザ間にて 2022.1.17
鷺沼-たまブラーザ間にて 2022.1.17
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8637編成(8637F)

あざみ野駅付近にて 2022.3.31

8637Fは、8631Fから3年後の1986(昭和61)年に新製されており、冷房能力の増大や、7人掛け腰掛への仕切りの設置など、新たに登場した9000系に準じた仕様となっています。

江田-市ヶ尾間にて 2022.2.3

翌年から『TOQ-BOX』車として、前面のほか側面にも青帯が配され、シャボン玉も描かれていました。その後、2018年から青帯はそのままに、「Bunkamura」号となり現在に至っています。

「ありがとうハチゴー」プロジェクト

冒頭でご紹介したニュースリリースにおいて、4月6日から8500系に関連した様々なイベントが行われる旨の案内がされています。具体的な企画として、有料撮影会の実施や記念グッズ・記念切符の発売などが示されていますが、4月20日から当該2編成の両先頭部にオリジナルデザインのヘッドマークを掲出するようなので、記念撮影をしたいものですね。
なお、現在2編成は平日に限り運行されていますので、お忘れなく。

>>東急電鉄「ニュースリリース」(2022年4月5日付)

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