【キハ40を追う~北海道編(Vol.0)】北海道3泊4日の鉄道旅へ~冬の装備など事前準備を一挙紹介

鉄道

北海道内におけるキハ40は年々数を減らし、今年(2022年)3月のダイヤ改正でさらにその両数を減らすことになります。
かねてから冬の北海道で雪原を走るキハ40に乗ってみたいと思っていたところ、ちょうど今年の1月下旬に大人の休日倶楽部パスの設定があったので、これを利用して冬の北海道・3泊4日の鉄道旅に出かけることにしました。

スポンサーリンク

北海道鉄道旅の計画

先ほども書きましたが、冬の積雪期に北海道を走るキハ40に乗車するのが今回の鉄道旅の主な目的です。
3泊4日の予定ですが、中でも2日目に計画した「キハ40最長乗り継ぎ乗車」が目玉です。なにしろ、札幌から網走まで10時間をかけてキハ40を乗り継ぐ乗車なので、これははずせませんでした。しかも、この厳寒期に冬の北海道を感じることができるのが大きな魅力です。
さらに、3日目には釧網本線の北浜駅を訪れ、網走駅に戻ってから、こちらも余命短いとされるキハ183系の特急大雪号に乗ることも楽しみです。

スポンサーリンク

「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)」

今回の鉄道旅にあたり利用したのは「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)」です。1月13日から25日までの設定があったうち、1月17日出発の3泊4日としました。
それにしても、この「大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)」のお得感は半端ないですね。閑散期とはいえ、東京から新幹線で北海道入りして、道内の特急を含む全列車に乗り放題で26,620円ときたら、「使い倒す」しかありません。おまけに期間中普通車指定席も6回まで利用できるのも魅力です。

ネームホルダーの活用

これまで、何回か「大人の休日倶楽部パス」を利用した鉄道旅をしていて思いついたことがあります。
それは、改札のたびに「大人の休日倶楽部パス」を提示する必要があるため、いちいち財布やポケットから取り出していたのが面倒くさいということです。そこで今回、パスをネームホルダーに入れて首から下げておくことにしました。これなら、改札ですぐに出して見せることができますし、なにしろ紛失防止にもなり一石二鳥です。
自動改札では取り出す必要がありますが、今回の北海道鉄道旅でちょくちょく途中下車したものの、自動改札があったのは、札幌・旭川・函館の3駅だけでした。頻回な途中下車をするのに大変重宝しましたが、なんでもっと早く気付かなかったのだろうと思ったくらいです。

夏場は首からぶら下げているのが見えてちょっと恥ずかしいと思いますが、冬場は上着の下にしまえばまったくわかりませんので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

「北海道時刻表」を購入

北海道内の鉄道旅に欠かせないのが、交通新聞社発行の「北海道時刻表」です。

大判の全国時刻表だと重いですし、小型版では字が小さくて中高年にはつらい、また、ポケット時刻表はコンパクトな反面、駅などが一部省略されていて、ローカル線の鉄道旅には不向きです。
そこで登場するのがこの「北海道時刻表」です。道内の鉄道に限定されているため、かさばらず、なおかつ道内の鉄道情報は省略なく掲載されているので、これに勝るものはありません。

ただ扱っている書店も少ないので、最寄りの書店で取り寄せてみてはいかがですか。
都内では池袋の東武百貨店の旭屋書店では見たことはありますが。
交通新聞社のホームページから通販で取り寄せることもできます。

>>交通新聞社のホームページ

ホテルの予約

今回も一人旅のため、宿泊は3泊ともビジネスホテルとしました。旅程との関係で宿泊先は札幌、網走、苫小牧の3か所です。3泊目の苫小牧は「ある事情」によって変更せざるを得ない状況となったのですが、その顛末は追ってお知らせします。

宿泊の予約は、これもいつもどおり楽天トラベルです。楽天トラベルの予約に慣れているということもありますが、やはり楽天ポイントが付与されるのが利用する理由です。楽天トラベルで得たポイントは、当然楽天ショッピングでも使えますからね。

北海道の防寒対策

1月の下旬から2月にかけては1年で一番寒い時期です。北海道の冬は経験したことがないので、十分な防寒対策が必要と思い、準備は万全に行いました。

ちなみに、今回私が準備した防寒対策について紹介しますので、参考にしてください。
なお、私は登山もやりますので、結構登山装備を流用しています。

冬の北海道旅の装備
  • 服装:下着の上にネルシャツ、その上にフリース、そして上着には登山用のアウターウェア。さらに、別途ユニクロのウルトラライトダウンベストを持参。ズボンの下にユニクロのタイツを着用。
  • 靴:雪道を歩くため、登山用のミドルカットシューズ
  • 帽子:登山用のキャップ
  • 手袋:通常の手袋と、登山用の厚手の2種類
  • ネックウォーマー:100円ショップで購入
  • 使い捨てカイロ:通常用と足指用の2種類を用意
  • リュック:登山用の25リッターのザック

結果から言うと、上記の装備は必要にして最低限だと思いますし、過剰とはいえません。
札幌の夜はもちろん、旭川は体の芯から冷える寒さでしたし、釧網本線の北浜駅などは風も冷たく凍えそうな寒さでしたので、このような装備でよかったと思います。


さて、準備も整いましたので、次回はいよいよ北海道に向けて出発!!

>>【キハ40を追う~北海道編(Vol.1)】へ続く

タイトルとURLをコピーしました