【懐かしの鉄道写真シリーズ Vol.2】上州の私鉄を訪ねて(その1)~上信電鉄

鉄道

シリーズ第2弾は、上州の私鉄である上信電鉄と上毛電鉄です。
今回の記事ではまず、上信電鉄について先にご案内します。
※写真は古いので、劣化等で映りが悪くてスイマセン。

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上信電鉄について

上信電鉄は、上野(こうずけ)鉄道を発祥として私鉄としては比較的歴史の古い鉄道会社です。
営業路線は高崎-下仁田間の上信線(距離は33.7km)となっています。

現在の駅数は21となっていますが、私が訪れた昭和54年当時は18駅だったので、駅数は増加しており、また改名した駅もあります。

沿線の住民にとっては通勤・通学の足として利用されていますが、妙義山への入口として便利なことから、シーズン中は行楽客で昔からにぎわっています。

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上信電鉄の起点である高崎へ

1979年(昭和54年)の1月28日、友人とともに日帰り鉄道旅に出かけました。

大宮駅で待ち合わせて高崎へ向かいます
普通列車ですが、急行形の165系運用なので、とても快適だったのを覚えています。

上信電鉄は、高崎駅の0番線からの発車となります。国鉄からの乗り換えは便利ですね。

出発後まもなく南高崎を過ぎると右に大きくカーブ。鉄橋を渡ると今度は大きく左にカーブ。
根小屋、山名と過ぎ、次の入野駅(現:西山名駅)で下車。

馬庭方面に歩いて、線路沿いの撮影場所へ。ここで3本の列車の撮影を行いました。
ご参考までに、撮影場所は下記地図のポイントとなります。

デハ20形とクハ二10形

あたり一面は田んぼで、視界を遮る物はありません。

最初にやってきたのは、下仁田行の2両編成(デハ23+クハニ13)です。
形式的にはデハ23はデハ20形、クハニ13はクハニ10形で、いずれも鋼体車両です。

デハ23+クハニ13の下仁田行2連

続いて来たのは、高崎行の3両編成(クハニ12+デハ21+デハ22)。

クハニ12+デハ21+デハ22の3両編成
高崎方面に走り去る

こちらの車両も、先頭車はクハニ10形、後ろの2両はデハ20形です。

3本目は、当時としてはまだ新しい200形の2両編成です。

200形車両の2連
下仁田方面に向かう200形車両

寒さが堪えてきたので、撮影はここまでにして入野駅に戻りました。

新鋭の1000形に乗車

高崎に戻る際に乗車したのが、当時最新鋭の1000形車両です。

当時最新鋭の1000形車両

1000形は、1976年に3両1編成が新造された車両で、正面の一枚窓が斬新で目を見張ります。
ローレル賞を受賞しただけあって、当時の車両デザインとしては画期的なものといえるでしょう。

高崎駅を離れる1000形

1000形が去った後に入線してきたのは200形車両です。

正面を見ると、運転席側の窓が小さく、高運転台となっていることから、2次車であることがわかります(上信電鉄の運転席は車両右側に配置されています)。


さて、上信電鉄の小旅行はこれでおしまい。
次の目的である上毛電鉄に乗るため、高崎から前橋に移動します。
なので、次回は上毛電鉄のなつかし車両を紹介します。

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