【商品レビュー】《徹底解説》グレゴリーのスタウト45Lに買い替えました!

登山

モンベルのチャチャパック(35L)を使い始めて8年以上も経過しているので、さすがに劣化が目立ってきたこともあって、今年の本格的な山行を前に新しいザックを買うことにしました。

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都内のショップで物色

新しいザックを購入すべく、都内にある石井スポーツの店舗に立ち寄りました。
お目当てはこれまで使っていた35  Lと同じくらいの容量のザック。

今回新たなザックを購入するにあたって目星をつけていたブランドはグレゴリー(GREGORY)です。最近、タウンユースのデイパックを見かけるようになりましたが、やはり登山専門のメーカーで、硬派なイメージがある点が気に入ってました。

その他の選択肢として考えていたブランドは、ドイター、ザ・ノース・フェイスあたりです。オスプレーやミレー、カリマーなども人気がありますが、好みの点で除外しました。

35Lの売り場に行って、前記3ブランドを中心に見て回ります。
ノースフェイスは同じ機能で選べば割高感がありますね。ドイターのザックは背中と荷物との間にすきまがあり、通気性が優れているのが特徴で、デザイン的にもなかなかいいですね。

でもやっぱりグレゴリーにしたく物色していると、同じ35Lでもズール(ZURU)とスタウト(STOUT)という2つの製品がありました(ズールの女性版は「ジェイド」です)。

見た目はほとんど変わらず、その違いが判らなかったので店員さんに聞いてみると、デザイン的にはあまり変わらないものの、本格的な登山にはスタウトのほうが向いているとのこと。

ズールはフロントのジッパーで前面が大きく開口するのが便利ですが、レインカバーが付属していないのが残念です。検討の結果、スタウトにしました。

スタウト45のロゴ

容量については35Lを考えていましたが、山小屋2泊も考慮すると、余裕があったほうが良いとのアドバイスで、1つ上の45Lにしました。

スタウト 45Lの商品タグ
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購入したスタウト(STOUT)をチェック

全体のシルエット

まずは、購入したばかりのスタウト45Lの全体像です。

スタウトの全体像(前面)
スタウトの全体像(背面)

カラーは45Lでは「ファントムブルー」と「バックホーンブラック」の2種がありましたが、迷わず前者としました。

ちなみに、35Lには前2色のほか、迷彩調の「ロッキースポットカモ」が、60Lには「フェンネルグリーン」というくすんだ緑色がそれぞれ用意されています。

なお、スタウトの女性版として「アンバー」の34L・44L・55Lのラインナップがあり、いずれも「アーティックグレー」と「ノクターンブルー」の2色がありますので、お好みの容量・カラーをお選びください。

細部の仕様チェック

続いて荷物を出し入れする開口部の画像です。

開口部

特段広いわけではありませんが、開口部から通常の荷物を取り出すのには支障がありません。

また、開口部を閉める場合は、大きなジッパープル(引き手)を引っ張ることによって、サッと閉めることができます。

大きなジッパープル

この大きな引き手があることで、他のストラップとの判別がし易くメリットともいえるでしょう。

スタウトは一気室のため、ザック内に仕切りがないことから、目的の荷物を取り出しにくいのがニ気室のザックには劣る点といえますが、ザック下部に大きなチャックがあるので、荷物の取り出しに大きな問題を生じることはないでしょう。

下部に設計されたジッパー

背面については、体形に合わせて調節できるパネルがついていて、S・M・Lの3段階で10㎝単位に簡単に調整できるので問題はありません。

背面の調節パネル

最後に両脇のポケットですが、メッシュ状のポケットが斜めに設計されているので、ザックを背負ったままドリンクを取ることができます。この点もグッドポイントでしょう。

サイドポケット

今まで使っていたモンベルのチャチャパックには、前面に小物を収納する大きなチャック付きスペースがあったので、これがないのは自分にとってはマイナスポイントでしたが、多くのザックにはそのような収納スペースがないのでやむを得ないでしょう。
なお、ヒップベルトに大型のジッパー式ポケットが付属しているので小物収容が可能です。


何はともあれ、新しく買ったこのザックで、山小屋泊での南八ヶ岳縦走旅をしてきましたが、特段の支障もなく、快適に山旅を楽しむことができたので、今ではとても気に入っています。

荷物を詰めた状態(まだまだ余裕あり)

興味のある方は、是非登山ショップで実際に手に取って確かめてみてください。

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