【秋の大山】紅葉がピークの大山寺から阿夫利神社下社を巡る日帰りハイク

登山

紅葉も最盛期を迎えた11月の下旬、紅葉狩りに大山を訪れました。今回は職場の仲間5人での山登りです。山登りとはいっても山頂へは行かず、阿夫利神社下社までの往復として、ゆっくりと紅葉を楽しむ計画です。登山というよりもハイキングですね。

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紅葉ハイキングのご案内

快晴の秋空に心弾む

当初は前日の土曜日に行く予定にしていたところ、雨が降ってしまったため、混雑覚悟で翌日の日曜日に決行となりました。

今日は前日の曇り空から一変、朝から気持ちの良い青空が広がっています。紅葉ハイキングもかなり期待が持てそうです。

朝9時に小田急線の伊勢原駅で待ち合わせ、バスで登山口のある大山ケーブル駅に向かいます。かなり人出はあるものの、溢れかえるほどでもなく、難なくバスに乗車できました。もっとも、山頂に行くためにケーブルカーを使う人はもっと早い時間に来ているのでしょうが…。

バスは途中の細い道ですれ違いに苦労しながら、20分ほどで終点の大山ケーブル駅バス停に到着。
いよいよ紅葉ハイキングの始まりです。

バス停を降りてハイキングのスタート

女坂経由で大山寺へ

バスを降りた人達とともに「こま参道」の登り階段を歩き始めます。やっぱり人多いですね。

こま参道の入口

のんびり15分ほど歩くと、ケーブルカーの大山駅に着きました。

ケーブルカー切符売り場の混雑

すでにかなりの人が列を作って並んでいます。この分だと1時間近く待つのではないでしょうか?(今日はケーブル使わないので他人事!?)

ケーブルカー乗車待ちの列

ケーブルカーを待つ人たちを横目に、直進して山道へと進みます。

いよいよ登山開始!

早速、男坂女坂との分岐となりますが、今日は紅葉の大山寺へ寄るため、迷わず女坂を選択。

男坂・女坂の分岐

木漏れ日が差し込む森の中をゆっくりと歩き始めます。

気持ちの良い山歩き

しばらくすると階段状の登り坂となり、道端には、ちらほらと色づいた木々も出始めました。

連続する階段
紅葉が出現
大山寺に向けて登り進める

さらに歩き進めると、「前不動堂」「倶利伽羅堂(立札には龍神堂と書かれていました)」というお堂に着きましたが、その前に立つ真っ赤に染まったモミジには目を見張ります。足元に積もった落ち葉も、まるで赤い絨毯が敷かれたかのようです。

前不動堂前のモミジ
真っ赤に染まるモミジと赤い絨毯
倶利伽羅堂とモミジ

そして、倶利伽羅堂からひと登りすると、目的地の一つである大山寺に着きました。この大山寺は紅葉の名所としても知られているだけに、本堂に至る階段状の参道の両脇には赤や黄色に染まった木々が目を楽しませてくれます。

上り階段の参道

石階段を登り切ると本堂にたどり着きます。

大山寺の本堂

上から見下ろす紅葉もなかなか見応えがあります。

参道脇を覆う紅葉

境内左奥手には塔(宝篋印塔)鐘楼も立っていて荘厳な雰囲気も味わえる山寺でした。

宝篋印塔と鐘楼

阿夫利神社下社を目指す

大山寺で紅葉の撮影をしたりしながら休憩後、阿夫利神社下社を目指して再出発です。

阿夫利神社に向けて再出発

ここからはあと半分くらいだと思いますが、実は急な階段が連続する苦しい区間です。一気に登りきるには足が持たないので、適宜休みながら、上を目指しましょう。

それにしても、このあたりでは周りの景色を楽しむ余裕がない感じですね。

しばらく登り続け、男坂との合流点になっている休憩場所にてひと休み。

下社まであと5分!

標識に下社まであと5分とあるので、息を整えてからラストスパート。

ゴールまで最後の登り

そして、本日のゴール地点である阿夫利神社下社に到着しました。

茶店前の様子

下社周辺の木々も紅葉していますが、ややピークを過ぎた感じですかね。

下社周辺の紅葉

それでも辺りを見渡すと、まだ十分楽しめる紅葉風景です。

拝殿エリアに向け石階段を登る

ここ下社は標高約700mに位置しているので、境内からは目の前に広がる景色も楽しめます。

景色が広がる

今日は天気も良いことから、眼下には伊勢原市街、そしてその先に相模湾、さらには江ノ島や三浦半島も見て取れます。

駿河湾を望む
阿夫利神社下社拝殿に到着

境内は多くの人で埋まっています。拝殿にも参拝待ちの行列ができています。

拝殿に長蛇の列

天気の良い紅葉のピーク時であれば、やはり多くの人が詰めかけますよね。

境内の賑わい

さて、境内からの眺望と雰囲気を味わったら下山としましょう。

ケーブルカーで下山

下りは男坂、あるいは今来た女坂で戻るかと思案しましたが、結局楽してケーブルカーで下ることにしました。まだこの時間は下山する人も少なくて、待つことなく乗車できました。

ケーブルカーで下山

大山ケーブルカーには以前乗ったことはありますが、2015年から運用開始した新型車両に乗るのは初めてで、見るからに斬新なデザインです。2016年にグッドデザイン賞を受賞したようで、車体にも「GOOD DESIGN AWARD」と印字されていました。

新型のケーブルカー

乗車すると、およそ6分であっという間に大山ケーブル駅に到着です。

大山ケーブル駅に到着

大山ケーブル駅には、まだこれから上に向かう多くの人たちの列が連なっています。

のんびりと参道沿いの店を見ながら階段を下っていきますが、11時半過ぎとなったので、どこかのお店でお昼にすることにしました。

こま参道で昼食

入店したのは、食堂も併設した「塚本みやげ店」です。元気の良い若女将から「うちのお蕎麦はおいしいですよ。ぜひお試しください」との声につられ店内へ。

こま参道のお店で昼食

メニューを見て思案していると、「今は季節限定のしめじそばがお薦めです。それと名物の大山どうふもお試しください。スーパーで売っている豆腐とは全然違いますよ。味噌どうふがお薦めです!!」と。愛想よく薦められると「では、しめじそばと味噌どうふを」と言わざるを得ませんね (^-^;

名物の大山どうふ
つけめんタイプのしめじそば

大山どうふは、確かにしっかりとした舌触りで、いつも食べている豆腐とは食感が違い新鮮な味わいです。しめじそばとともに、おいしくいただきました。
ちょうどこの日は、伊勢原市内のpaypay対象店で「フレフレいせはら!第3弾」期間中だったことから、25%ポイントバックされるので、大変お得に食事できました。

さらに別のお店(大津屋きゃらぶき本舗)で、これまた大山名物のきゃらぶきをお土産に購入して帰路へ。そして大山ケーブル駅バス停から、バスで伊勢原駅まで戻ります。

時刻は13時近くになっていましたが、これから大山に向かうマイカーの長い列がどこまでも続いています。駐車場もなかなか空かないので、いったいいつになったらたどり着くのだろうかと、他人事ながら心配な気持ちになりますね。

伊勢原駅に着くと、駅前にあるサイゼリヤで今日の “反省会” を開催。
ビールやワインを飲みながら、今回の紅葉ハイキングの話題をはじめ、諸々会話が弾みます。
美しい紅葉を堪能し、また仲間との語らいによって充実した時間を過ごした1日でした。

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ハイキングルートと所要時間

アクセス

●小田急線伊勢原駅から大山ケーブル駅行バスにて終点で下車(所要時間約20分)

ルートと所要時間

【登り】大山ケーブル駅バス停…(こま参道)…大山ケーブル駅…(女坂)…大山寺…阿夫利神社下社(約70分)
【下り】阿夫利神社下社…(ケーブルカー)…大山ケーブル駅…(こま参道)…大山ケーブル駅バス停(約25分)
※上記時間には休憩時間は含まれていません。

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