【笠取山】奥秩父の「おにぎり山」への登山と “とっておきの休憩場所” 第2弾

登山

大菩薩嶺に続く中央線沿線の山として、笠取山をご案内します。

おにぎり山と形容される笠取山に登頂したのち、“とっておきの休憩場所” として、前回の石丸峠近くの場所に続き、笠取山山頂からの下山路にほど近い場所を第2弾として紹介します。

【my山行日:2014年6月1日】単独

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笠取山について

笠取山は、奥秩父山塊の主脈に属する標高1,953mの山梨百名山です。

アクセスとしては中央線沿線といっても、大菩薩嶺のさらに奥深い場所に位置しています。
それもそのはず、埼玉県と山梨県の境を通る奥秩父主脈縦走路の上にあるからです。

その山容から「おにぎり山」と称されていて、山頂直下はかなりの急登となっています。
山頂に至るまでのコースは、清流沿いの道、ミズナラ林、開けた草原など変化に富んでいて、足取りを軽くしてくれます。
それでは、クライマックスでもあるおにぎり山の急登を制して、頂上からの絶景を楽しみましょう。

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笠取山への登山ルート

登山口のある作場平口へはバス便がないため、マイカーを利用せざるをえません。
(タクシーだと最寄りの塩山駅から1万円以上はかかると思います。)

作場平口から笠戸小屋へ

駐車場に車を置いたら、トイレで用を済ませてスタートです。

作場平の登山口

まずは、最初のポイントであるヤブ沢峠を目指します。清流沿いに小橋を渡りながら進み、途中一休坂分岐を過ぎてさらに進むと登山口から1時間半強でヤブ沢峠に到着。

ヤブ沢峠の標識

ここを右折して林道を歩くこと30分程度で次のチェックポイントの笠取小屋に着きます。

笠取小屋

笠取小屋で一服して再スタート。
階段を登りきると視界が開けた草原にでます。

三つの河川の分水嶺

草原の中を進むと、前方に小高い丘になった場所があります。
この場所こそが、大きな川の最初の一滴となる分水嶺です。

分水嶺の案内板

丘の上に着くと、看板があり「小さな分水嶺」の説明が書かれていて、雨がこの峰の東側・西側・南側に降ったかにより、それぞれ荒川、富士川、多摩川に流れ注ぐことになるとされています。
同じく分水嶺に立つ標識を見ると感慨深さを感じます。

分水嶺に立つ標識

分水嶺のある場所からも、すでに富士の雄姿が見て取れます。

分水嶺からも富士山が…

「おにぎり山」の頂を目指して

分水嶺を見た後は、いよいよ笠取山の山頂を目指しましょう。

山頂直下までくると、あの「おにぎり山」が緑色のおにぎりとなって目の前に迫ります。
見るからに急登ですが、距離はさほど長くないので頑張って山頂に向けて歩を進めましょう。

山頂への急登

かなりの急坂を登ること30分、やっとのことで笠取山の山頂に到着~。
山頂からは、富士山を中心に奥秩父の山々が視界いっぱいに広がります。

くっきりとした富士山

南側には大菩薩嶺もくっきりと見て取ることができますよ。

大菩薩嶺方面の山並み

山頂には「笠取山 山梨百名山」と書かれた木の棒がありますので、記念撮影は富士山をバックにこれを持ってどうぞ(現在は新しい自立した標柱に置き換えられているようですね)。

笠取山山頂にある標柱(現在は新しい標柱に取り換えられている)

山頂からの下山は裏側のルートを通って降りることになりますが、標高点(1,953m)としての笠取山山頂はこのルート上にある東側の標柱がある場所です。

笠取山の最高地点

とっておきの休憩場所へ

山頂から下りたら、第2弾の “とっておきの休憩場所” に向かいましょう。

山頂から登ってきた道を振り返る

山頂からの裏側のルートを下って進むと、行きに通った雁峠分岐に出会います。
分岐を右折して10分もあるけば、目的地の雁峠がんとうげに着きます。

雁峠に到着

笠取山への登山者の多くは、作場平から山頂までのピストン(往復)だけで帰りますので、奥秩父主脈を縦走する登山者を含め雁峠から雁坂峠に向かう道を通る人はめっきり減ります。

雁峠から笠取山を望む

前回の “とっておきの休憩場所” もそうですが、やはり人が少ないというのが穏やかな休憩場所としての前提条件だと思います。

雁峠からの景色

その点、この雁峠も人通りが少ないうえ、風通りが良く明るい草原なので、気持ちよく休むことができます。目の前に、乾徳山などの山々が広がる景色も心穏やかにさせてくれます。

実際私が日曜日に訪れた際も、笠取山までの登山道はそこそこ人がいたものの、雁峠に着いてから出発するまでの休憩時間中に訪れた登山者はなく、ずっと独占状態でした。

雁峠から燕山へ登る坂道

静かな山の中の明るい場所で、何とも贅沢な時間を過ごすことができました。
この第2弾の “とっておき” の休憩場所も絶対オススメなので、ぜひ寄ってみてください。

登山口への下山

気持ちの良い休憩を堪能したら、そろそろ下山の時間です。

一旦雁峠分岐まで戻り、登山口まで下山することになりますが、笠取小屋に戻ったらヤブ沢峠に向かわずに、一休坂分岐に向かう道で下山します。

標識手前を示す道を下山

ミズナラの林を下ること1時間弱で、行きに通った一休坂分岐にたどり着きますので、ここまで来たらゴールである登山口まではあと少しです。

▼「山と高原地図」では、笠取山は「大菩薩嶺」に収録されています。

登山ルートと所要時間

アクセス:中央自動車道勝沼ICから作場平口駐車場まで37km(約1時間)
所要時間:作場平口・・・ヤブ沢峠・・・笠取小屋・・・分水嶺・・・山頂(約2時間50分)
     笠取山山頂・・・雁峠分岐・・・雁峠(約20分)
     雁峠・・・雁峠分岐・・・笠取小屋・・・一休坂分岐・・・登山口(約1時間50分)
※上記時間には休憩時間は含まれていません。

※登山ルートの地図は、山と渓谷社の承諾を得て使用しています。
 ☞ヤマケイオンラインのサイトへ

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