【谷川岳】ロープウェイを使った天神尾根コースで、双耳峰からの大展望を楽しむ

登山

トマの耳とオキの耳という2つの峰を持つ、上越エリアではひときわ人気の高い谷川岳に日帰りで登山した山旅の様子をまとめてみました。

【my山行日:2014年10月26日】単独

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谷川岳について

谷川岳は群馬県と新潟県の県境に連なる谷川連峰の主峰で、トマの耳(標高1,963m)オキの耳(1,977m)の2峰を持つ双耳峰で、日本百名山でもあります。

群馬県側の一ノ倉沢は急峻な岩場。日本三大岩場の一つとされていて、ロッククライマーの聖地となっています。一方、新潟県側の西斜面は笹原が広がるなだらかな草原となっていて、その対照的な景観も魅力となっています。

古くから、その難度から一ノ倉沢では多くの死亡事故が発生していますが、一般的な登山路である天神尾根は特別に危険な箇所もなく、初心者でも登り切れるコースとなっています。今回ご案内するのも、最もポピュラーな天神尾根を通る登山コースです。

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登山コースの紹介

今回は、谷川岳ロープウェイを使い、天神尾根を伝って谷川岳の山頂に至り、下山は同じコースにて戻る往復ルートをご案内します。

ロープウェイで天神平へ

今回の山行は車での日帰りとし、かつロープウェイの始発に間に合うように早朝に自宅を出発。初めての上越方面の山旅です。関越道を走り、途中の赤城高原SAで休憩して食料を調達したのち、水上ICで降りて、駐車場のある谷川岳ベースプラザに7時過ぎに到着。

谷川岳ロープウェイのパンフレット

この谷川岳ロープウェイは、「複式単線自動循環式ゴンドラ」、通称「フニテル」と呼ばれていて、風に強い安全性と快適性が特徴となっています。見ると、いつも見るロープウェイとは違い、2本のロープによって支えられていることがわかりますね。

ロープウェイで天神平へ

窓の外には紅葉の山肌が広がり、景色を楽しんでいると天神平駅に到着です。

天神平駅に到着

天神尾根にて山頂を目指す

天神平駅を降りると、目の前は広い草原が広がっています。また、反対の東側を見ると、朝日岳がはっきりと見えています。

天神平から朝日岳を望む

この辺一帯は冬季には谷川岳天神平スキー場となる場所でもあり、目の前にはさらに連絡するリフトもありますが、天神峠には寄らず、スキー場を横切り登山口から山頂方面に足を向けます。

登山道から谷川岳の双耳峰を望む

登山道からは、すでに谷川岳山頂の双耳峰をはっきりと確認することができました。
樹林帯の登山路を山腹を巻きながら登ること40分ほどで熊穴沢避難小屋に着きます。

ひと休憩したら、この先は道が険しくなるので頑張っていきましょう。ここからは森林限界となり樹林帯を抜けますが、しばらくは岩場の急坂が続きます。鎖が設置されている箇所もあり、足場に注意しながら登り進めます。

やがて天狗の留まり場という休憩スポットにたどり着きます。だいぶ見晴らしもよくなり、振り返ると眼下にロープウェイの天神平駅が遠くに見て取れます。

天狗の留まり場
天狗の留まり場から見下ろす

さらに視界が開けた笹原の中をひらすら登っていきますが、このあたりから疲れも出てきますね。
一歩一歩着実に歩みを進めていきましょう。

登山道から見た西側の景色
天神平駅が遠くに映る
広々とした笹原が続く
途中にある天神ザンゲ岩
笹原の中の登山道

笹原の中の階段状の道を登りきると、やっと肩の小屋に到着です。ここまでくれば山頂まではあと少し。
ここで記念バッチを購入。登山を始めてからしばらくの間は、登頂の記念に、山行のたびに記念バッチを購入していました。20個ほど集めると、きりがないと思い始めて、以降買うのをやめましたけど・・・。今はスマホで、登頂した際に確認証が届くアプリもあるようですしね。

トマの耳とオキの耳

肩の小屋からひと登りすると、双耳峰の一峰であるトマの耳に着きました。

トマの耳に到着

山頂からは、北側にもう一峰のオキの耳が見えるほか、天気も良かったので、東西両側には上信越の山々の連なりが良く見渡せます。特に西側の万太郎山に至る稜線の穏やかで美しい様はひとしおですね。今からでも歩いてみたい気持ちになってしまうほどです。

万太郎山に至る稜線
険しい西黒尾根

後続の登山者も続々と来ているようなので、先を急ぎオキの耳に向かいます。トマの耳から少し下ると、オキの耳へ登り返す道がはっきりと見えます。

オキの耳への登り

10分ほどでオキの耳に到着。標高はオキの耳の方が少し高いので、谷川岳の最高地点に到着したことになります。

オキの耳に登頂

ここで昼食タイムとしました。東側は切れ落ちているので注意が必要ですが、せっかくなので際にある岩の上でお昼を食べることにしました。

切れ落ちた東斜面

一ノ倉沢の急峻な岩場が目の前に見えますが、その光景は迫力がありますね。

一ノ倉沢の絶壁

また、ここからトマの耳を見ると、やはり東斜面が鋭く切れ落ちている様子がよくわかります。

オキの耳から見るトマの耳
万太郎山への美しき稜線

紅葉のピークは過ぎたものの、東側の山々の赤く染まった山肌を眺めながら、ゆったりとしたひと時を過ごしました。

紅葉に染まる山肌

下山は、これまで登ってきた道を引き返し、ロープウェイ乗り場まで戻ります。
途中の岩場は下り時にはより慎重さが必要になるので十分に注意してください。

今回は車で行く日帰りでの山行をご案内しました。もちろん日帰りでも可能ですが、東京から電車で行く場合は登山開始のスタート時間が遅くなるので、近隣の水上温泉で前泊するか、山頂近くの肩の小屋に泊まるなど、時間的に余裕を持った行程が望ましいと思います。

登山ルートと所要時間

アクセス:
【車の場合】関越自動車道・水上ICから谷川岳ベースプラザまで13km、約20分
【電車の場合】上越新幹線・上毛高原駅から谷川岳ロープウェイ谷川土合口駅までバスで45分
所要時間:
天神平駅・・・熊穴沢避難小屋・・・肩の小屋・・・トマの耳・・・オキの耳(約2時間30分)
オキの耳・・・トマの耳・・・肩の小屋・・・熊穴沢避難小屋・・・天神平駅(約2時間)
※上記時間には休憩時間は含まれていません。

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たびころの山と鉄旅
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