【キハ40を追う~会津若松編Vol.2】まだ雪が残る只見線を、残り運用少ないキハ40にて往復する

鉄道

今回の記事では、只見線の会津若松~会津中川におけるキハ40での往復乗車についてまとめてみました。

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絶景の只見線をキハ40で行く

今回の只見線の旅は、会津若松口終点の会津川口までではなく、一つ手前の会津中川までを往復することにしました。一つ手前の駅で降りることにより、折り返してくる列車の動画を撮るためです。

只見線で会津ぐるっとカードを使って乗れるのは会津柳津までなので、会津柳津から会津中川までの乗車券を買って改札を入ります。

発車時刻の30分ほど前に会津若松駅に入ると、まず3番線にはキハ112-202を先頭にしたキハ110形3両が発車待ちの状態。

3番線で発車待ちの110形

お隣の4・5番線ホームに行くと、駅構内の側線にこれから乗るキハ40の2連がちょうど入ってきました。その後入替のために一旦引き上げ線に移動。

入線待ちの427D 2連

その間に、4番線から12:54発の会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス6号」東武日光行の2両編成が出発していきました。

会津鉄道「AIZUマウントエクスプレス6号」

型式を確認したら、AT-650形のAT652(宝くじ号)とAT-750形のAT751(あかべぇ仕様)でした。
快速列車だけに、車内のシートも良さそうですね。

続いて、同じく4番線に待ち焦がれたキハ40が入線してきました。
今日乗る427Dは、東北色のキハ40 582キハ40 2086の2両編成です。

後ろよりの2086に乗車し、進行方向右手のボックス席窓側を確保。
列車は定刻どおり、13:07に会津川口に向けて会津若松駅を出発します。

原型エンジンとまではいかないまでも、キハ40独特のエンジン音をうならせて、だんだんと速度を上げていきます。
列車はたえず力行運転と惰行運転を繰り返しながら走行していきますが、力行時のエンジンの “うなり” にはしみじみと感じ入りますね。
歴史を感じさせる車内の雰囲気と相まって、ここまで乗りに来たことに感激します。

地元の住人と思しき方のほとんどは会津坂下駅で降りてしまい、残ったのは少数の鉄道ファンでしょうか。
ところで、会津坂下は「あいづさかした」と読むとばっかり思ってましたが、「あいづばんげ」なんですね。音読みで来るとは想定外でした。

会津若松からちょうど1時間で会津柳津に着きました。
ホームに目をやると、赤べこをかたどった植木鉢入れが。

会津柳津駅の “赤べこ”

そこには「赤べこ発祥の地 会津やないづ」と書かれています。

赤べこが福島の郷土玩具だとは知っていましたが、ここ会津柳津が発祥の地であることは初めて知りました。
先日放送されていたTV番組「ケンミンショー」でも取り上げられていましたが、赤べこは単なる民芸品ではなく、「赤べこ伝説」に基づいた “魔除け” として福島県民に親しまれているものなんですね。

会津柳津を過ぎると、列車は只見川を左右に蛇行し、川沿いを縫うように進んでいきます。

車窓からの景色

この只見線は、只見川と山々が織りなす風景が大きな魅力で、鉄橋とトンネルを繰り返して会津の奥へと向かいます。 
両岸の山ににまだ雪が残るこの時期の風景も見ごたえがあります。
このダイナミックな景色と、キハ40に揺られている非日常的な時間が心を和ませてくれます。

キハ40 2086の車内

前寄りの車両をのぞいてみると、こちらはロングシート仕様で、乗客はやはり数人です。

キハ40 582の車内

キハ40も多客対応のため、このようにロングシートに改造された車両もありますが、鉄旅の演出には残念ながら不向きですね(キハ40 582は通勤通学客対応のため新潟運転所所属時代に改造実施済)。

車窓の景色をゆっくり楽しんでいると、そろそろ会津中川に到着です。

会津中川駅に到着した427D
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会津中川から同編成にて戻る

会津中川駅の到着は14:53、同じ編成が430Dとなってお隣の会津川口から折り返し、再び会津中川に戻ってくるのが15:32。約40分間、無人駅での滞在です。

会津中川駅のホーム

駅前に出ても特に何もない駅ですが、こういう駅にぶらっと降りるのもいいですね。

“無人駅” 会津中川駅の駅舎

近くを散策していると「道の駅 奥会津かねやま」がありましたので、ちょっと寄ってみました。
金山町活性化センター「こぶし館」も併設されていて、農産物直売所となっているようです。
館内は人もまばらで閑散としていますが、しばしコーヒーを飲んで休憩タイムに。

>>「道の駅 奥会津かねやま」公式WEB

列車の時間も近づいたので駅に戻り、会津川口方面から接近する430D列車をスマホの動画に収めました。
帰りもキハ40 2086に乗車。やっぱりクロスシートのほうがいいですからね。

復路は車内で補充券にて

同じ区間の往復乗車ですが、只見線とキハ40という最強の組み合わせにより、往復約3時間半にわたる極上の鉄旅を堪能させてもらいました。

西若松に向けて再びキハ40に乗車

会津若松には夕暮れ時の17:19に着きましたが、名残惜しいのでもう一本、17:40発の会津坂下行きのキハ40に乗ることに。

会津坂下行きの433D

終点まで行くと戻りの時間が遅くなるため、西若松までの2駅だけの乗車としました。

3番線に待機していたのは、キハ40 2021キハ40 526の2連です。

前寄りのキハ40 2021は、3列シート化に改造された車両です。ボックスシートですが、片側は2人、もう片側は1人の横並びとなっています。
なお、このキハ40 2021は、後日、小湊鐡道に譲渡されています。

キハ40 2021を先頭に西会津駅を出発する433D

わずか7分の乗車でしたが、今日を締めくくる貴重な時間でした。

西若松駅からは、ぐるっとカードを使ってバスで会津若松駅まで戻ります。

これにて2日目の日程は終了。
明日の磐越西線・会津若松~喜多方間のキハ40系乗車を期待して宿泊先のホテルへ。

>>「キハ40を追う~会津若松編Vol.3」へ続く

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たびころの山と鉄旅
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