ゴールデンウィークに予定している丹沢主稜縦走の前に、足慣らしとして奥多摩の大岳山に向かいました。
大岳山には5年前にも登っていて、その時は大岳山登頂後、御岳山への縦走コースをたどりましたが、今回は奥多摩駅からのピストン登山です。
まずは愛宕山へ
4月下旬の平日に会社を休んで単独で行くことに。朝の奥多摩駅に到着したのは7時半過ぎ。今日は朝から晴れてはいますが、次第に曇り空になる予報です。山頂で富士山が拝めればいいですが。

登山口を8時前に出発。まずは愛宕神社を目指します。

今年初めての登山のせいでもありますが、最初から急坂なので歩き始めからきつさを感じます。
冬の間、足腰を鍛えていないので仕方ないですね。

しばらく登ると、あの188段ある長い階段が姿を現しました。

最後まで登りきると、これだけでかなりの疲労感です。

一息ついて歩きを進め、戦没者慰霊の五重塔まできますが、ここまででもかなり疲れ、山頂までたどり着けるのか不安になるくらい。
少し歩くと「この先通行止」の標識。登山道中の橋が老朽化のために迂回路が設けられていますが、少し岩場となっているので注意が必要です。

これを越えると愛宕神社の鳥居に着きましたが、どうやら愛宕神社には行けないのでしょうね。


岩場を越えて鋸山へ
ここからが大岳山に向けた本格的な登山道の入口です。鋸山を経由して大岳山に向かうコースとなっています。

しばらくは比較的緩やかな道を登っていきます。

途中、開けた場所に出ます。

高度が上がるとやがて岩場に差し掛かります。この先は階段、ハシゴ、鎖が連続しますが、足元に注意ながら進めば大丈夫です。


小岩峰の頂に着くと、天狗(?)の石像2体がお出迎え。その隣にコンクリートで覆われた囲いがあり、以前は中に祠があったのですが、今回はなにもありません。何処へやら?
※ここは「天聖神社奥宮」という場所のようで、石像は大天狗、小天狗だそう。



さらにハシゴを登り進めると、「鎖場コース」との分岐に。当然、鎖場コースへ。

岩の間に木の根がらからみ、鎖が施されていますが、手足を使い落ち着いて登れば問題なし。

ここからしばらくは、広い林の中を緩やかに登っていく道が長く続きます。

このころから体も慣れて、快調に進みます。

その後だんだんと傾斜がきつくなり、一つの大きなピークを越えていきます。

さらに登ると何やら三角点が現れますが、鋸山の山頂はまだこの先。


山頂手前の急登を登りきると、やっと鋸山に到着。

山頂エリアはだれもおらず、貸し切り状態。それにしても、今日は平日なのでガラガラですね。ここまでまだ誰とも会っていませんので。
大岳山へ向かう
栄養補給して登山再開。ここから一旦一気に下ります。ここまで下らなくて良いのになぁと思いますが、登山あるあるです。

下り終わった後、大岳山の山頂直下までは気持ちの良い尾根道が続きます。

登山道脇には芽吹いた新緑やミツバツツジの花が咲いていたりして目を楽しませてくれます。多少のアップダウンはあるものの、鋸尾根のこの区間は本当に心地の良い稜線歩きが楽しめます。

鋸山から大岳山までおよそ半分来た標識を見ると、俄然元気がでてきます。

そしていよいよ大岳山山頂に向けた最後の試練です。

この区間は急な岩場が続き、ここまでかなり体力を使っているので我慢どころです。

そして何とか岩場を登りきると、大岳山の山頂です。山頂エリアには、おそらく御岳山から来たであろう人たちがいましたが、その数はせいぜい数名程度です。

山頂到着時には少し雲が広がっていて、富士山はうっすらとは見えるものの、いまひとつ。

ここで昼食タイムとします。
体力的に少し不安だったので、今回も御岳山方面に行こうかとの思いが頭をよぎりましたが、ここは初志貫徹で同じ道を奥多摩駅まで戻ることを決めました。
下山後のお楽しみ
下り始めはさっそく危険エリア。岩場は登りより下りのほうが注意を要します。

慎重に下り終わると、しばらくは平たんな稜線が続きます。
そして鋸山への登り返し。少々きついものの、意外と快調に登ることができました。
鋸山で少し休憩したのち、ペースを速め進みます。先行していた若者グループを追い越し、緩やかな林間区間は一気にスピードアップして下りていきます。

ただ、後半の岩場に差し掛かるとさすがに疲労が増し、その先もスローペースに。けがをしないよう最後はゆっくりと下り進め、ラスボスの188段階段を下りきって登山口にゴールです。

さて、下山後のお楽しみに向かいましょう。以前も行ったことのある「もえぎの湯」へ。

温泉で汗を流し、入浴後のビールで1日を締めました。
今年初めの登山だけあって “きつさ” もありましたが、夏シーズンの登山に向け、良いスタートが切れたのではないかと思います。

