【キハ40を追う~北海道編4th(Vol.4)】再び根室本線のキハ40に往復乗車

鉄道

北海道鉄道旅も3日目を迎えます。今日の午前中に再度根室本線のキハ40に乗車したのち、午後は札幌経由で一気に函館まで行く予定です。まずは再びの根室本線から。

スポンサーリンク

早朝の旭川から滝川へ移動

3日目は当日中に函館まで足を運ぶため、早朝から行動します。
セイコーマートで朝食用のパンを買って、まだ日の出前の旭川駅へ。

早朝の旭川駅

人気の少ないホームへ出ると、既に6時46分発のカムイ6号が発車を待っています。

札幌行きのカムイ6号

自由席に乗り込み発車時刻になると、ゆっくりとホームを離れていきます。
朝焼けの空をバックに石狩川を渡ると、まもなく滝川へ。

石狩川を渡る

カムイ6号の乗車は14分ほど。根室本線に乗るため滝川駅で下車。

4番線のホームには、富良野行きの2473Dが既に入線済み。車両は昨日も乗ったキハ40 1747です。

宗谷線急行色のキハ40 1747

今日も宗谷線急行色に乗れるとは運がいいですね。
まだ誰も乗っていないので、車内をくまなく見て回ります。

キハ40 1747の車内

宗谷線急行色となった経緯を説明した案内板もあり、嬉しさが増しますね。

車両デザインの案内板

発車時刻が近づいた頃、1番線に富良野からの2472Dが丁度到着しました。
見ると、紫水号のキハ40 1791との国鉄一般色のキハ40 1759との豪華2両編成です。

紫水号のキハ40 1791
国鉄一般色のキハ40 1759

根室本線も通勤時間帯は2両で運行されているのですね。発車時刻が迫っていたので、ゆっくり撮影できませんでしたが、あの2両編成にも乗ってみたかった…

スポンサーリンク

根室本線・平岸までの往復乗車

そんな中、2473Dは定刻に滝川駅から発車して行きました。
今日の根室本線の乗車は、旅程の関係上、平岸までの往復乗車となります。

一つ目の東滝川駅に着きますが、この駅は今年のダイヤ改正で廃止されてしまうのですね。
30分弱の乗車で目的の平岸駅に到着したので下車します。

平岸駅から走り去る2473D

列車が走り去ると、あたりは静寂に包まれます。

静寂に包まれた平岸駅

3年前にも訪れているので見覚えがありますが、駅舎の中も見渡してみます。

平岸駅の駅舎
駅舎内の様子

するとDF200のけん引する長大な貨物列車が下り線に入ってきました。

貨物列車が停車

前回も同じ光景だったので、当駅での交換は定期運用なのでしょう。

しばらくホームで佇んでいると、富良野方からキハ40の単行が近づいてきます。
やってきたのは、これも昨日乗ったキハ40 1744でした。

キハ40 1744で運用の2474D

根室本線でのキハ40最後の乗車となるため、旅情を噛み締めながら滝川までの時間を過ごします。

滝川に到着した2474D
乗客を降ろした2474D

8時45分に滝川駅に到着したのち、アイドルエンジン音を聞いたりして根室本線のキハ40との別れを惜しみながら、札幌方面のホームへと向かいました。

根室本線のキハ40とはお別れ

留置線には今朝2472Dとして到着したキハ40の2両がお休み中です。

朝見かけたキハ40の2両

新鋭737系電車の姿もよく見かけるようになりました。

737系が停車中

札幌までは9時2分発のカムイ12号で。今回の旅行で電車特急もこれが最後の乗車となりそうです。
車窓には晴れ間が広がり、北海道らしい雪原が広がる美しい景色を見ながら札幌へ。

札幌から函館線を目指す

札幌駅では昼食とお土産の調達です。
まずは昼食ですが、サンドリアのサンドイッチと決めていました。

前回は中島公園近くの店舗まで買いに行きましたが、今回は札幌駅に設置されている自動販売機で購入。東改札を出たところにある自販機を見ると、残りはあまり多くない中で、コロッケサンドあんこホイップサンドの2種類を仕入れました。

続いてお土産を買うために西改札を出て北海道さっぽろ観光案内所内にあるどさんこプラザへ向かいます。すると、西改札を出たところにもサンドリアの自販機があり、こちらは入荷したばかりのようでたくさんの種類があります。しまった~と思いましたが仕方ないですね。

どさんこプラザで自宅用と職場用のお土産を購入し、宅配便で送りました。
そろそろ次に乗る列車の時刻も近づいてきたのでホームへと急ぎます。

札幌駅の券売機前の人だかり

切符を買うためか券売機には長蛇の列。人・人であふれています。どうしたことか…
札幌からは函館本線のキハ40に乗車すべく、まずは長万部を目指します。

指定席を予約している北斗10号に乗りますが、全席指定の北斗号は満席状態のようです。

北斗10号で函館線へ

指定されたD席に座ろうとすると、中国人らしき女性が、「ここは自分の席だ」と英語で主張。

私も窓側のD席が自分の席と伝えるも主張を譲らなかったので、切符を見せてもらうと彼女はC席。それを指摘するとようやく理解したようで、sorryと謝ってこられました。
どうやら、後席の両親と3人で旅行に来たそうで、不慣れなため間違えた様子。

その後、聞くところによると、彼女は現在カナダに住んでいるようで、流暢な英語には納得です。私も片言の英語でいろいろと旅行に関する話をしたりして過ごしました。

サンドリアのサンドイッチで腹ごしらえ

当初は長万部で下車して、2842Dでの長時間乗車も考えましたが、キハ40ではなくキハ150運用であろうとの理由で取りやめ、森まで行くことに。

今日は天気が良いので、内浦湾沿いを走る車窓風景も映えます。

内浦湾の海岸沿いを走る

隣の女性にD席を譲って森駅で下車。
「Have a nice trip」と告げると、「Enjoy tour stay」と返されました。

森駅に佇むキハ40たち

さて、ここからは大本命である森駅からのキハ40。
北海道最後のキハ40乗車は次回の記事へと続きます。

タイトルとURLをコピーしました