【キハ40を追う~北海道編2nd(Vol.1)】再び真冬の北海道鉄道旅に出発!

鉄道

前年に続き、今年も1月に設定された大人の休日倶楽部パスを利用して、再び白銀の大地への鉄道旅に出かけました。3泊4日で存分に楽しんだ鉄道旅の様子をお伝えします。鉄道だけでなく、訪れた土地で味わったグルメについても紹介しますのでお楽しみに。

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いつもの「大人の休日倶楽部パス」で北海道へ

今回も車両数が年々減少するキハ40を追うべく、函館本線や根室本線での乗車を計画しましたが、キハ40のほか、2023年3月のダイヤ改正で引退が予定されているキハ183系や、廃線が見込まれている函館本線山線の乗車なども旅程に組み込みました。

また、今回の鉄道旅においても、毎年1月に設定される大人の休日倶楽部パス(東日本・北海道)を利用しています。この特別なパスなくしては北海道鉄道旅は始まりませんから…。

※「大人の休日倶楽部パス」の詳細については、下記の記事をご覧になってください。

なお、「大人の休日倶楽部パス」の対象でない方向けに「HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス」というお得な切符が期間限定で発売されています。
直近の利用期間は2023年2月2日から3月31日となっていますので、ご利用されてみてはいかがでしょうか。北海道までの往復の交通費は含まれていませんが、道内のJR北海道の特急を含む列車に6日間乗り放題で、普通車指定席も4回まで利用できます。
「ぐるっと北海道・公共交通利用促進キャンペーン」の補助金を適用した金額は、これまた12,000円と破格の値段となっています。

北海道の冬旅は防寒対策が必須です。防寒対策も含め、北海道の冬の鉄道旅の準備については、以前まとめた下記の記事をご参照ください。

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はやぶさ1号で北海道入り

2023年の年始めも北日本や日本海側を中心に大雪に見舞われ、全国各地で被害が出ています。
北海道も当然例外でなく、旅行前に札幌・小樽方面において大雪の影響で交通機関にもトラブルが発生していました。

旅行期間中に最強寒波が襲来するとの予報もありましたが、出発当日には降雪も落ち着いていたことから、予定通りの日程で決行することにしました。

北海道に向けては、昨年と同様、早朝6時32分東京発の、はやぶさ1号新函館北斗行に乗車です。

乗車するはやぶさ1号

東京駅に着くと、いつもの通り「祭」で駅弁を調達。ここ毎年、はやぶさ号乗車時には「東北福興弁当」と決めており、今回も迷わず選択。
昨年は第10弾だったのが、今年は11弾となっていたこともあって、食べるのが楽しみです。

それと、ここ「祭」では、例年、大人の休日倶楽部パスによる割引サービスはなかったのですが、今回は期間限定で10%割引になっていたこともラッキーでした。

うれしい割引サービス

はやぶさ1号は定刻通りに東京駅を発車。今日は朝からどんよりとした曇り空ですが、北海道地方は晴れの予報だったので好転を期待します。

大宮駅を過ぎて車内が落ち着いてから朝食に。先ほど東京駅で買った東北福興弁当をオープン!!

「東北福興弁当」
東北福興弁当の中身

この11弾も東北各地の食材を使った郷土料理が詰まった弁当で、今回も朝ビールとともにおいしくいただきました。

東北福興弁当のおしながき

新幹線は北に進むにつれ、小雪がちらつき始め、あたりはだんだんと雪景色に染まっていきます。
青森県に入ると一層雪深い景色となり、新青森を過ぎるとやがて青函トンネルに入ります。

青函トンネル入りを知らせる電光掲示

新函館北斗に到着

青函トンネルを抜けるといよいよ北の大地。北海道に入ると晴天が広がり、青い空に白く輝く大地が映えると、心が躍ってきますね。

まもなく新函館北斗

はやぶさ1号は、ほぼ定刻通りに新函館北斗駅のホームに滑り込みます。

次に乗る列車まで40分あるので、在来線のホームに行ってみます。
すると大沼方面から、函館行の820Dが入線してきました。早速キハ40のお出ましです。

函館行の820D
820Dはキハ40 1762で運用

車両はキハ40 1762の単行です。しばらく停車の後、軽快なエンジン音をあげて函館に向けて発車していきました。北海道色の車両を見ると、北海道に来た実感が沸きますね。

さらに時間があったので、一旦改札を抜けて北口駅前広場に出てみます。

新函館北斗駅の北口広場

反対側の南口には宿泊施設などがあり北海道の玄関口としての顔を覗かせていますが、この北口は “何もない” 場所です。在来線との接続駅というだけなので仕方ありませんが、この静けさが心穏やかにしてくれます。

さて、今日はこれからキハ40を乗り継ぎながら、初日の宿泊先である札幌に向かいます。
その様子は次回の記事にて。

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