今回初めて愛犬とのお泊り旅へ。早春の時期に選んだ先は千葉の館山。とくかくペットへのホスピタリティが高いと評判の「じゃぱり館山」へ夫婦でお邪魔しました。
アクアラインで海ほたるへ
愛犬と初めてのお泊りとあって、事前にいろいろと持っていく物を検討しました。マイカーで行くため、車内でのペットシートのほか、カート、食事、服など必要と思われるものを車に積んで出発。
1日目の予定は、東京湾アクアライン経由で海ほたるに寄りながら、木更津のアウトレットへ。
その後、途中の道の駅でランチしてから館山へ向かう計画です。
金曜日の出発のため、朝の首都高速湾岸線は渋滞が続いています。
アクアラインに入るとスムーズに流れるようになり、30分ほどで海ほたるに到着。
この日は晴れてはいるものの、風が強く体感温度はかなり寒い状況。我が家の愛犬にもダウンを着せているとはいえ、ぶるぶると震えています。
抱きかかえたままエスカレーターで最上階まで行くと、さらに冷たい風が吹きつけますが、それだけに富士山の姿がはっきりと映っています。

ペットと同伴できる休憩室があるので急いで駆け込みます。
フードコートや飲食店にはペットは入れないので、こういう休憩室があると助かりますね。
おまけに、フードコート等で注文した食べ物をここに持ってきて食べることができるのはグッドポイントです。
寒かったこともあり、階下のコーヒーショップで買ってきたホットコーヒーで体を温めました。

「三井アウトレットパーク木更津」でお買い物
しばらく休憩をとった後、次の目的地に向かいます。
アクアラインの木更津金田ICで降りて、10分ほどで三井アウトレットパーク木更津に到着。
平日のしかも開店後間もない時間ということもあり、駐車場はガラガラ、アウトレット内に入ってもなお客はまばらです。土日となるとこうはいかないのでしょうね。

スポーツブランドを中心にゆっくりと見て回ることができました。
ペット入店不可の店もありましたが、多くはカートに乗せていれば大丈夫です。
1時間半近く見て回った結果、今回はアシックスのシューズとニューバランスのジャケットをお得な値段で購入することができました。
アウトレットを出たのは11時半頃でしたが、この日はその時間でもお客の数は多くなく、空いている状態でした。

やはりアウトレットは平日に限りますね。それとも今日がたまたますいていたのか?
道の駅・保田小学校でランチ
アウトレットを後にすると、次はランチとします。目指したのは道の駅・保田小学校。
アクアラインから館山道に入り、1時間ほど走って鋸南保田インターで降りると、目的地はすぐ。
保田小学校は、道の駅ランキングでも上位に入るかなり人気度の高い場所です。
平日にもかかわらず多くの観光客でにぎわっていました。

今回は、この保田小学校に併設されている「付属ようちえん」に行きます。

附属ようちえんは、2022年に保田小学校の隣接地に新設された新しいスポットです。
ランチのお目当ては、付属ようちえんにある「保田食堂」でした。

やはり房総に来たからには、アジフライは外せないと思い、「黄金アジ」を売りにしている保田食堂にしようと決めていました。
ペット連れで店内には入れませんが、幸い店前のテラス席が1席空いていたので、すかさずキープ。
一応メニューに目を通しますが、夫婦とも「房総フライ定食」一択です。

出来上がりまで少々時間がかかりましが、提供されたセットはかなりボリューミーですね。

お店の人に聞くと、今日のフライは黄金アジ2尾・いわし・鮫とのこと。
フライ4枚はかなり量が多く、女性ではもてあますほどです。サクサク・ふわふわのフライで十分すぎるほど満足しました。

食後に散歩がてら保田小学校のお店を見ながら車に戻りました。

これから宿泊先の館山に向かいますが、風も収まり天気も良く、まだ時間もあったので、宿までの途中にある観光地に寄ることにしました。

沖ノ島を散策
道の駅から一般道で向かった先は、「沖ノ島」。
自衛隊の敷地を回り込むようにして海岸線に出ると、駐車場のスペースがあり、車を停めて陸続きの島に向かいます。

愛犬とともに砂浜から島周囲の岩場を歩き進みます。

目の前に東京湾が広がり、天気も良いので遠くの景色もよく見て取れます。

さて、いい時間になったので今夜の宿に向かいます。
そして「じゃぱり館山」へ
沖ノ島からは15分ほどで「じゃぱり館山」に着きました。

宿に着くと、スタッフの女性が明るい声で出迎えてくれます。ちょっとだけ離れた駐車場の場所を案内してもらい、車を置いてからチェックイン。
出迎えボードに書かれた客をみると、我が家のほかはあと1組だけのようです。
今回は1階オーシャンフロントの洋室を予約しました。

部屋に入ると、確かに目の前は広い芝生とその先に広がる海です。開放的で眺めの良い景色ですね。

早速愛犬とともに外に出てみます。ドッグランもあるので思い切り遊ばせることもできます。


芝生はまだ生えてなく、造園業者がサッチ取り作業を行っていましたが、夏になれば青々とした芝生が一面に広がっていることでしょう。
近くを散策していると、なにやら大きな洞穴のような空間がありました。自然にできたというより、人工的に掘ったような感じがあるので、戦時中の格納庫か何かでしょうか・・・

海岸線を歩いたりして時間を過ごしたのち、宿に戻り風呂に入りました。

風呂は大小二つありますが、今日はお客も少ないこともあり、どちらも貸し切りで自由に使うことができました。風呂の湯は黒色がかっていますが、 “美肌の湯” とされる弱アルカリ性の温泉のようです。ゆったりと湯船につかり、きょう一日の汗を流すことができました。

お楽しみの夕食タイム
さて、夕飯の時間になったので食堂に向かいます。中に入ると我が家のみ。後から少し遅れてもうひと組の家族が来られましたが、今夜はやはり2組のみのようです。

まずは籠盛から。先付の品々がきれいに盛られています。

続いて船盛の刺身。さすが千葉だけあって新鮮な魚たちです。

そして、魚の煮つけ、あさりご飯と鰯のつみれ汁

どの料理もおいしくいただきました。なお、愛犬用の食事メニューも用意されています。
さらに、ここからサプライズが。照明が落とされ、ミュージックが流れると・・・
我が家の愛犬と私自身が誕生月だったことから、バースデーケーキが運ばれてきました。

なんともうれしい演出とおもてなしですね。
2日目は早めに帰路へ
朝からおいしい和定食をいただきます。
その際、昨日の夕食時に撮影してもらった写真を渡してもらえました。

朝食後、しばらく部屋で休憩したのち、スタッフの見送りを受けて宿を出発します。
2日目は朝から曇り空で、これから下り坂の予報。天気が良ければ海岸線のドライブを楽しもうと思っていましたが、早めに帰ることに。
館山駅近くの海岸沿いにある「海辺の広場(渚の駅たてやま)」でお土産を買い、富浦ICから館山自動車道へ。途中、「ハイウェイオアシス富楽里」に立ち寄りコーヒータイムとしました。ここには「道の駅富楽里とみやま」も併設されているようですね。
帰りに再びアクアラインで海ほたるに寄りながら帰路につきました。
じゃぱり館山は、施設こそ古さは否めませんが、“愛犬と楽しむ宿” と謳っているいるだけあって、 スタッフの心のこもった対応や愛犬に対するホスピタリティーの高さを感じます。
また、これから夏場になるとキラキラと輝く海を眼前に南国気分を味わえますし、食事も満足できると思いますので、愛犬と楽しいひと時を過ごせるのではないでしょうか。
「じゃぱり館山」のおすすめポイント
- 愛犬へのホスピタリティが高く、スタッフの明るい対応も気持ちよい!
- ドッグランがあり、愛犬も十分楽しめる!
- 部屋からは目の前に海が広がり、開放的で南国のリゾート感を味わえる!
- 食事は海鮮豊かな夕食・和の朝食ともに満足!
- 貸し切りできる風呂は弱アルカリ性の温泉で美肌に効果あり!
- 愛犬と泊まれる宿としては比較的リーズナブルな料金!
▼▼「じゃぱり館山」の宿泊予約は「楽天トラベル」からどうぞ!▼▼
